【旭川エリア①】ゴールデンカムイスタンプラリー

HOKKAIDO LOVEの切符（6日間道内特急乗り放題）が有効なうちに行ってきました。

https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/006417/  ※終了しています。

札幌 - 旭川間にはこれ以外にも「Sきっぷ」という往復割引切符もあります。

自由席往復割引きっぷ（Ｓきっぷ）｜JR北海道のおトクなきっぷ

またインターネット限定の「トクだ値」も利用可能。

えきねっと（JR東日本）｜トップ：新幹線・JR特急列車の予約 東日本のツアー 駅レンタカー申込

スタンプラリーチェックインポイントは

・旭川市博物館

・北鎮記念館

旭川にはこの他にもアイヌに関する資料館が多く（川村カ子トアイヌ記念館、アイヌ文化の森　伝承のコタン、旭川市民生活館等）時間に余裕がある場合いろいろまわるのもおすすめ。またチェックインポイントではないですが聖地として有名な「中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館（旧旭川偕行社）」へも行きました。

札幌発8:30の特急ライラック5号に乗り旭川駅に9:55着（いまだに特急ライラックと特急カムイの違いが分からない道民）。

「軍都旭川」。写真右が駅前イオン。

※追記（2021/1/11）

旭川駅から第七師団まで続くかつて『師団通り』と呼ばれた道は現在は平和通買物公園となっています。

ゴールデンカムイ10巻第97話より

追記ここまで

駅についてまずバス会社営業所が入るビル、駅前のワイズホテルへ。北鎮記念館と中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館へ行けるバスと時間を確認（旭川市博物館は旭川駅から徒歩圏内）してから駅前のイオンへ。

メロンとバニラのミックス。甘すぎず美味しい。

1階の「きたキッチン」という道産食材を扱うお店にあります。お店のスタッフがソフトクリーム初心者だったらしく形が歪な代わりにおまけしてくれた^ ^

中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館（旧旭川偕行社）

駅前バスターミナルから旭川電気軌道522番「春光6条9丁目行き」のバスに乗り「春光園前」で下車。旭川市彫刻美術館は隣にある井上靖記念館とセットのチケットもあり、そちらを購入。

中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館（旧旭川偕行社）は旧陸軍第7師団の旭川偕行社として使用されていた建造物で現在は旭川市にゆかりのある彫刻家・中原悌二郎の作品を数多く収蔵し展示している。

ゴールデンカムイ6巻第50話より

ゴールデンカムイ18巻見開きより

偕行社に関する展示は2階の奥の一部屋のみでそれ以外はたくさんの彫刻が展示されているが筆者は美術に全く精通していないのでほぼスルー…

お隣の井上靖記念館もバスの時間の関係でさらっと見た感じでしたが、井上靖が実際に住んでいた東京の家を移築再現していたりと面白かったです。

北鎮記念館

美術館を後にし先程の522番の逆方向のバスに乗り「護国神社前」で下車。

昨年はスタンプラリーやらずに訪問していたのだが、以前より歴史やマンガの知識も増え昨年は気づかなかった発見もあり二度目でもぜんぜん楽しめた、来ようかどうか迷ってたけど来てよかった。

村田銃、ウィンチェスター銃、38式歩兵銃。

ゴールデンカムイ10巻第97話より。右は大正2年当時の旧陸軍第七師団。

樺太式のスキー板。ゴールデンカムイ2巻第8話より

左が上等兵の軍服。尾形がきていたのはこれかな？

「ロシア兵ひとりでこちらは10人近くやられた」の元はこれか？（ゴールデンカムイ8巻第76話より）

28サンチ榴弾砲（ゴールデンカムイ10巻第94話）

第七師団が屯田兵だった頃から第二次世界大戦、そして現代までの流れを順番に見ることができる。ミリオタじゃなくてもけっこう楽しい。

バスの時間の関係で滞在時間1時間弱。もう少し早く札幌を出るべきだった…

そしてなんと野田先生の色紙を撮り忘れるという大失態…

これはまた来年来なさい、ということなのか？（さすがにスタンプラリー第4弾はないよね…）

※追記（2021/1/11）

 野田先生と声優の竹本さんの色紙。軍人ブロマイドとビールも置いてありました。

また2021/1/11現在はコロナの関係で休止となっていましたが、コスプレエリアもあり。

追記ここまで

旭川市博物館

522番のバスに乗りいったん旭川駅へ戻る。（※追記2021/1/11　護国神社前から旭川駅へのバスは国道40号沿いの「かつや」近くからも多く出ています。追記ここまで）

旭川駅にある文化情報コーナー「ル・シロシ」

観光案内所にある食堂で江丹別のお蕎麦を食べ（写真忘れた…）、徒歩で旭川市博物館へ。

クリスタル橋を渡り徒歩10分くらい。

受付にある野田先生の色紙。

中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館、井上靖記念館など他施設に行った際の半券を持っていると40円の割引になりました。

旭川市博物館はアイヌに関する展示はもちろんのこと、北方民族（ウイルタ、ニブフ、オロチョン）についての展示もありアイヌとどのような関わりがあったのかを見ることができ、この辺りは網走の北方民族博物館と内容がかぶります。

正直言うとアニメでいう第三期の樺太編に入ったときに、こんな遠いところ（樺太）まで来てどんどん知らない民族も出てきて「？」となった時もありました。でもアイヌ民族の歴史を学んでいくと和人だけでなく北方民族とも深い深い関わりがあったことがわかり、あのストーリーの流れも自然だったのだな、と分かり、また改めて野田先生のプロとしてのこだわりのすごさに本当に感動しました（大きな口きいてすいません…）。

地下1階には上川アイヌの歴史と旭川市の歴史、また地質学的・生物学的な見地から見た旭川周辺の特徴について展示されている。

地下1階と1階は吹き抜けになっている。

全部まわって2時間くらい。閉館ぎりぎりに行ったのもあるけど筆者のほかに一人しかお客さんいなくて貸し切りなのは嬉しいけどちょっと心配になる…

徒歩で戻り駅の売店で旭川地酒の「国士無双」を購入し札幌へ（網走の「君が袖」でハマってしまった）。

旭川発18:00　ライラック40号。

今回のスタンプラリーとは関係ないですが、昨年筆者が訪れた「川村カ子トアイヌ記念館」もアイヌ文化についてより詳しく知りたい方におすすめです。10巻第95話にでてくる上川アイヌの巨大ストゥはここにあるそうです。2019年に行った時は気づかなかった…

※再訪しました。

【旭川エリア②】ゴールデンカムイスタンプラリー - デコポンの聖地巡礼日記

網走の後、仕事の日以外は聖地巡礼に出ているためそろそろ体力の限界が…

次は空知エリア（月形）です。