【空知エリア②夕張】ゴールデンカムイスタンプラリー
『ゆうばり
苦うばり♪
坂ばかり
ドカンとくれば
死ぬばかり』
軍曹の長風呂が判明した石炭の街、夕張。
今もそこには夕張市石炭博物館があります。
ちなみに江渡貝くんの家のモデルは札幌駅近くの北大植物園にあります。
夕張は電車が通ってないためバスで行きました。
主なアクセス方法は↓
https://coal-yubari.jp/file/timetable2021summer.pdf
筆者は9:15発の高速夕張号からレースイリゾートで乗換えのコースにしました。たぶん一部特急列車を使う方が高くつくので…
出発のバス停は札駅のバスターミナル。高速夕張号は途中栗山駅なども通るためそこそこお客さんがいました。
レースイリゾートに到着。
休業中なのはコロナだからかスキーがない時期だからか分からず…ただ途中通過したホテルも休業してたのでまだ観光客はあまり戻ってない感じでした(2021年10月)。
降りたバス停から道路を渡って夕張バスへ乗車。私以外にも女性のお客がいてもしや金カムオタの方では?と思いましたが話しかけることができず…
「夕張市石炭博物館」で下車。最初からなかなかに攻めてます。
そしてここから先が結構長い。
一瞬道を間違えた?と思うくらい歩きます。駐車場を横切り坂を登るとやっと入口が見えてきました。
この時はまだARツーリズムは始まっていませんでしたがいつものパネルありました。
この博物館は入口と出口が異なるためお土産やトイレは入口ですませます(出口からまた駐車場と上り坂を歩けば戻れます)。入館料720円。
まずは博物館1階(1階のみ無料)。
北海道地質調査の歴史から。
ここで学芸員さんが説明をされてたんですが「最近有名なゴールデンカムイの…」っていう枕詞をめちゃ使っててすごい嬉しくなっちゃいました。
そしてあの方のモデルになった方も…
エドウィン・ダンについては札幌市内に記念館があるのでいつか行ってみたいです。
※行きました↓
【琴似・江別エリア】ゴールデンカムイ聖地巡礼 - デコポンの聖地巡礼日記
ライマンとその門弟らにより作られた「日本蝦夷地質要略之図」。
1階にはこの他にも変電所についてなど展示ありましたが物理がさっぱりな筆者は読んでもよく分かりませんでした(すいません…)。
博物館2階は夕張市の歴史についてがメインになっていましたがこの辺りでこれガチで読んでると乗ろうと思っていた帰りのバスに間に合わないことが分かり泣く泣くサラッと見るだけにしました。やっぱり交通の便が悪いところの聖地巡礼は車で行きたいです。
ここから立坑ケージ風味のエレベーターに乗り地下展示室へ。
3面鏡ばりでこんな風にしか撮れなかった。
エレベーターのドアが開くといきなり坑夫の像のレプリカがお出迎え(本物は外にあります)。
炭鉱の作業の様子、技術の推移、鉱山機械・器具などの展示がたくさんありました。
炭鉱内で馬が使われていたことに驚き。ガス突出の時どうやって逃げるんだろう…
時代が移り進んでゆく。
採炭機械ドラムカッターの実演運転もしてくれます。ここでも学芸員の方に色々とお話聞けました。
本来は地下展示室の後に模擬坑道があるのですが2019年の火災により今は見学できなくなっています。2023年に再開予定だそうです。
地下展示室を出ると最初に通った駐車場辺りに出るのですがその近くに日本遺産〈炭鉄港〉があります。
まずは1888年に発見された石炭の大露頭、今は近づくことは出来ないのですがそれでも十分に迫力あり。
戦時中に石炭増産の奨励のために作成された坑夫像。
模擬坑道(の出口部分?)。
天気も悪く寒くて、さらに外のトイレはどこも閉鎖されていて入口に戻るか迷いましたがバスが間に合わなさそうだったのでそのままバス停へ。
行きと同じルートで帰りました。
現在夕張には電車は通っていませんがかつての駅舎は今はカフェになっています。
この周りにもいくつかお店があったので営業が再開されたらお店でバスを待つのもいいかもしれません。