【旭川エリア③】ゴールデンカムイスタンプラリー
2日目は
名寄市北国博物館→(苫前町郷土資料館)→道の駅おびら鰊番屋〈旧花田家番屋、三船遭難慰霊之碑〉
8時半開始のレンタカーを取りに行く。うーん、今回乗った車、ちょっとだけ車体が大きくて椅子の高さが合わなくてこの後運転苦労しました😭
ちなみに公共交通機関で行けないか調べたところ
・苫前町郷土資料館と道の駅おびら:札幌駅から高速バス( 沿岸バス株式会社|札幌・旭川・増毛・留萌・羽幌・遠別・豊富 )もしくはJR留萌駅から路線バス( 沿岸バス株式会社|札幌・旭川・増毛・留萌・羽幌・遠別・豊富 )
と電車とバスで行けないことはなかったです。
旭川をでて名寄へ国道40号を進んでいくと途中有名な「道の駅 絵本の里けんぶち」や「道の駅 羊のまち 侍・しべつ」を通るのですがまだ時間が早くレストランとかは開いてないと思ったのでとりあえずスルー。
名寄市北国博物館
11時に到着。
さ、寒い…
前日まで35℃超えていたのにこの日は突然20℃ちょっと。上着を持ってきておいてよかった。
ここではテシオアイヌの紹介があります。
年代順に並んだ家の造りの移り変わり。
あれ、この方どこかで見たことあるな、と思ったら、先日(2021/7)にいったウポポイでの金カム展で紹介されていた方でした。
北風磯吉、日露戦争では明治政府から勲章も授かっていて「アイヌの勇者」と称えられているそうです。またその性格から「アイヌネノ・アン・アイヌ(より人間的である人間)」と言われていました。
外にはフクロウ(コタンコロカムイ?)の壁とSL排雪列車「キロマキ編成」。
フクロウはなかなかきれいに撮れない😅
SLは中に入れる車両もあります。
博物館を後にし苫前町にむかう。
苫前町郷土資料館
名寄から士別まで戻れば道の駅に行けたのですが少しでも早く行きたかったので(レンタカー返却時間のため)、国道40号の士別手前の風連で道道729号へ。国道275号朱鞠内湖側から国道239号へ行くと途中お蕎麦屋を発見。「そば所 霧立亭」。(道路から朱鞠内湖は全然見えなかった)。
そば処霧立亭 | 生産量日本一の北海道幌加内町にある蕎麦屋です
行こうか迷ったんだけど自分の前に団体客が入ったので時間もかかりそうなので諦めた。後になってめちゃ後悔しました、なぜならこのあと苫前の古丹別までお店どころかトイレも全くなかった…
国道239号をひたすら走っていくのだけどほんっっっとに何もなくたまぁに休憩できる駐車スペースがあるのみ(覚えている限りではトイレはなし)。苫前町に入るときにカントリーサインがあるのですが、それが熊の親子でまじビビりました(三毛別羆事件でググってね)。天気もだんだん悪くなってきてトイレがヤバくなってきた頃に古丹別のセイコーマートに到着!もうまじ神!!ってなった。
軽食を買い出発。
今回苫前町に行くきっかけになったのはこの小説を読んだから。
吉村昭の「羆嵐」。北海道苫前町の三毛別(現在の三渓)で起きた羆事件を元にした小説。金カムを読んでいるとその恐ろしさがさらに分かるから読んでてもうひやひやであっという間に読んでしまった。
苫前町の郷土資料館ではその展示があると聞いたので今回行くことにした。
さらにここから近くに復元地もあることを運転中に知ったんですが距離があったことと熊注意、音の出るものを持参してくださいみたいな文言みたのでやめました…
オロロンラインを走りさぁ到着!
が…
まさかの2日前から休館😭HPみて確認はしてたのですが直前に決まったようで…
悲しすぎてしばらく呆然としてた。
けっこう知らないで来ているお客さんいました。
とりあえず近くの道の駅 風Wとままえへ。
ここには温泉もあり。食堂では甘エビ丼も食べれると聞いていて楽しみにしていたのだけど筆者の運転が遅すぎて予定到着時間よりだいぶかかり苫前町に着いた時点でラストオーダーの時間を過ぎていた…😭
泣く泣く帰路につく。
道の駅おびら鰊番屋
ナビに従ってオロロンラインを南下していくと道の駅の案内の看板に「旧花田家番屋」が。国の重要文化財で道内に現存する番屋では最大のもの。ずっと行きたいと思っていたので迷わず入る。道の駅の建物も番屋風になっていて中には親方の間(休憩コーナー)なんてのもある。
残念ながらここも食堂は昼で終わりだったようで閉まってました。
道の駅の建物のすぐ隣に旧花田家番屋。
入館料400円。
金カムでよくみるあれとか。
最大なだけあってかなり広い。
親方の部屋。
天井がすごい(語彙力)。
番屋を後にし外に出ると目の前が海なんですがそこになんと三船遭難慰霊之碑を見つけました。
稚内の樺太記念館を訪れた際に知った三船殉難事件、日本海側で沈没したのは知っていたのですが小平町だったとは知らず。
稚内のときのブログ↓
【稚内エリア②】ゴールデンカムイスタンプラリー - デコポンの聖地巡礼日記
その近くには松浦武四郎の像が。
帰りはオロロンラインで留萌から内陸に入り一部無料の高速を使い沼田ICで降りたあと国道275号、道道98号で旭川へ。
レンタカー返却時間ギリギリでした。
苫前町では郷土資料館が閉まっててほんとに残念でしたが(リベンジできる近さでもないし)、予定外に番屋と慰霊碑を見れたのでよかったです。